本を読んで、以下、重要と思われるところをまとめました。
(日本に住んでいる人がテキサスの不動産を購入するにあたっての細かい内容も書かれていましたがそこは興味がないので記載していません)
州レベルの法人所得税がなく、フランチャイズ税を採用(グロースマージンに対して課税のため割安)
→Fortune500の50社以上が拠点あり
北米トヨタの本社をダラス北部のプレイノへ移転
→雇用が増える。大学が多いので優秀な人材獲得が容易
州レベルの個人所得税(パーソナルインカムタックス)がない
気候も温暖。
全米へのアクセスも良い。
→48時間以内に全米の93%の人々にアクセス可能
※東部、中部、山岳部、太平洋と4つのタイムゾーンに分かれる(1時間ずつ違い)
テキサスは中部にあるため東海岸・西海岸ともビジネスがしやすい
高速道路や新幹線などのインフラ投資も旺盛
シェールガス・オイルの地下資源が豊富
2015年GDP:1.63兆$(約180兆円) オーストラリアやロシア以上
→独立国家であれば世界10位に入るほどの経済規模を誇る
土地が広い
→アラスカ州に次ぐ2番目に面積の大きい州 日本の1.84倍
→企業が生産拠点を拡張するのに柔軟に対応できる
人口約2700万人
各国からテキサスへの投資が増加(2011年1月~2016年3月:655社、400億ドル)
ロサンゼルス・サンフランシスコなどの大都市で1億円以上する広さの戸建てが、
テキサスであれば2000~4000万で購入可能
リーマンショック時に不動産価格が下落せず、価格が上昇している(1.5倍)
→本社の移転や支店設立による実需によるもの
築年数22年以上の木造物件なら4年で建物部分の全額を減価償却できる。税金の繰り延べメリットがある。
アメリカ不動産の8~9割が中古物件、ほとんどが木造(日本は25~30年で解体、アメリカは30~75年が多い)